1986年OPEN。五反田の隠れ家珈琲屋。カフェ トゥジュール デビュテ
五反田駅から歩いてほんの数分の場所にある「カフェ トゥジュール デビュテ」さん。 駅前という場所に位置しつつも、お店自体が地下にあるので、穴場的なカフェというイメージが強い。

お気に入りの雰囲気をそのまま再現
今回取材に応じてくれたのは、オーナーの秋山さん。
まずはお店を始められたきっかけを聞いてみたところ、
「今から30年ほど前に渋谷でお気に入りのお店があって、そこは当時、今まで見たことがないような作り・雰囲気のお店で、非常に感銘を受けたんです。そこに毎日通っているうちに、自分でも同じようなデザインのお店を持ちたいなと思い始めたのがきっかけになります」
お店のデザインは、そのお気に入りだったお店のデザインも手掛けたデザイナー「松樹秦平」さんにお願いし、自分のお気に入りの店の雰囲気を自分の店でそのまま再現できたとのこと。
薄暗い中に、どこか落ち着くオレンジの灯り。
時間がゆっくりと流れる店内の雰囲気は、一度訪れてみれば誰もが虜になる。
30年前に秋山さんがお気に入りのお店で感じたものも、こんな感覚だったのだろう。
ゆったりとしたひとときを
お店自体がゆったりとした雰囲気なので、いつ来店してもゆっくりできるが、オススメなのは土日や平日の夜。
平日は23時までやっているので会社帰りの寄り道、土日なら忙しい毎日を忘れてゆったりとした午後のひと時を過ごすのに最適と言える。
愛されるお店だからこそのジレンマ
常連さんが多い「カフェ トゥジュール デビュテ」さんだが、それ故の悩みもあるとのこと。
「常連さんが通ってくれることは、もちろん何よりも嬉しいですが、お店としてはやはり新規のお客様にも来ていただきたいです。うちは特に広告とかも出していませんし、場所もちょっと分かり辛いので、口コミによる宣伝を期待しているんですが、ただ、常連さんの中には『自分だけの隠れ家にしたい』という方が多いらしく、あまり宣伝効果は……。そういう店を目指していたというのもありますが……」
常連さんが多いが故に、あまり知名度が上がりすぎると、お店のイメージが失われてしまう。
でも、お店として考えると新規のお客さんの獲得は必要なこと。
愛されるお店だからのジレンマを解消するのは、相当難しそうだ。
人気メニュー、「オ・レ・グラッセ」とは?
そんな常連さんに人気のメニューは、今回出していただいた「オ・レ・グラッセ」。
見た目が非常に特徴的なこのドリンクは、分かりやすく言えば「アイスのカフェオレ」。
上下2層に分かれており、上はコーヒー、下はミルクの層になっている。
他の店で出しているところもあるが、常連さんに「ここのオ・レ・グラッセが1番」と言われるほどの自慢の一品とのこと。
味、見た目共に、お店の雰囲気にピッタリなだけに、来店した際は必ず味わっておきたい一品だ。
~「カフェ トゥジュール デビュテ」さんからのメッセージ~
「ゆっくりしたいときに来ていただいて、時の流れを忘れるくらいリラックスした時間を過ごしてください」
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| 更新日:2008.11.21 | 取材・編集:中村洋子 |