変わらないスタイルで、リッチなコーヒーをかふぇあっぷる
人形町の大通り沿いに面した喫茶店「かふぇ あっぷる」。創業1982年、今も変わらないスタイルでコーヒーを提供し続けているお店です。

コーヒー好きの夫婦、二人三脚でスタート
1982年に日本橋人形町にオープンした「かふぇ あっぷる」。
木の看板やレンガ造りの壁、その外観からもレトロな雰囲気を醸し出しています。
コーヒー好きなご主人、滝本勇さんと妻・亮子さんが開いたお店です。

コーヒーと共に静謐な空間を
ソファやカウンター、時計、ランプなど、店内のインテリアはアンティーク調にしつらえられています。圧巻なのは、カウンターの奥の壁に並べられたコーヒーカップ。「20年ほど前から、いろいろが国のカップを集め始めました。主役はあくまでコーヒーですが、良いカップでお客様にお出ししたいと思うようになりました」と話すのは、滝本亮子さん。「静かな空間で、時間を忘れてゆっくりしたいという方が良く来られますね」。昔も今も変わらない方法で、注文後に豆を挽き、丁寧にコーヒーを淹れているそうです。
北欧家具とコーヒーの香りに囲まれて
コーヒー豆は、神戸にある萩原珈琲のものを独自でブレンド。マイルド、アメリカン、ストロングの他にストレートのモカマタリ、キリマンジャロ、グァテマラなどもあります。コーヒーによく合う自家製ケーキは、常時3種類ほど。日替わりで、旬のフルーツがふんだんに入っていると好評なのだそうです。「飲み物も食べ物も自分たちが納得したものをお客さまにお出ししています」と話す亮子さん。
スタイルを持ち続けていくこと
もともとコーヒー好きが高じて、10代のころから独立を考えていた滝本勇さん。「仕事を選ぶということはなく、最初からその仕事があって、ゴールには独立という道が決まっていました」。創業時は、人形町近辺にあまり喫茶店がなく、談話室としても使われていたそうです。「今はその頃とだいぶ変わりましたね」と話す滝本さん夫妻。お店にやってくるお客さんの多くはリピーターだといいます。「古くから通っている常連さんがお話に来ることもあれば、若い女性が読書にいらっしゃることもあります。老若男女さまざまな人がやってきますね」と話す亮子さん。「皆さんそれぞれの使い方をなさって、コーヒーの味と空間を楽しまれています。このスタイルのまま、ずっと続けていきたいですね」。
コーヒーをこよなく愛する夫妻の気配りが感じられるお店です。
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| 更新日:2009.05.31 | 取材・編集:UMI |