イスとコーヒー、音楽のベストバランスCafe' BRAVO (カフェ・ブラボー)
喫茶店に必要なものは、居心地のいいイスと美味しいコーヒー、そして愉快な音楽。下北沢の「カフェ・ブラボー」には店主の思いが溢れています。ひとたび落ち着くと、ゆるりと流れる時間の有難みが感じられます。

お店の中は、パラレルワールド
お店の前には手書きの文字で描かれた個性的な看板。お店に足を踏み入れると、メキシコ製のイスが目に飛び込んできます。壁際にはギターにウクレレ、カウンターには飾り紐。常連客からもらった酒樽まで、店内には少し不思議なものもありますが、雰囲気にマッチしています。
やみつきになりそうなドリンクたち
メニューはドリンクのみ。とはいえ、バリエーションに富んでいます。こだわりのコーヒーはもちろん、ミント、カモミール、エキナセア、ハイビスカスなどのハーブティーに、カフェオレ、チャイ。
ベリージュースにはお好みでレモンやローズマリーなどのアロマエッセンスを加えても。
微妙な味わいがして、やみつきになるお客さんも多いといいます。
「喫茶店として紹介してもらいたいですね」。
そういう店長の立石宏明さんは、「余計なものは極力省きたい」主義。
「あくまで喫茶店にこだわりたいので、デザートやスナックは置きません」
BGMは立石さんの好みの曲。
ジャズからワールドミュージック、アヴァンギャルドまで幅広いのが特徴です。
喫茶店が好きだから。
開業のきっかけは、立石店長の喫茶店好きから。「一番リラックスできる」下北沢に「たまたま」物件が見つかり、「タイミングが合って」カフェを始めたのだといいます。

「僕は、ひとつのところにじっとしていられるタイプなんです」。
喫茶店は、力を抜いて落ち着ける。イスに腰をおろして、じっと音楽を聴いていられる場所。だからこそ、「カフェに必要なのは居心地のよいイス」と立石さんはこだわります。6年前に、メキシコ製のイスと出会ったのも、お店を始めた大きな要因のひとつなのだそうです。
ギャップの狭間で感じる面白み
店内の座席はわずか10席。
「詰めればもっと入るけど、こじんまりと息の触れ合う距離感を大切にしたい」と話す立石さん。
「開業してからしばらく経ちますが、いまだに距離感に戸惑うことがありますね。
お客さんは本当にさまざま。見た目と話したときのギャップが面白いです」。
喫茶店は出会いの場所。
「1日は24時間。どうやってその日1日を楽しむかは自分次第です。
コーヒーを飲みながら、こうなりたい、ああなりたいと思う時間を過ごしてもらえれば」
と立石さんは目を細めます。
日々の中で、コーヒー、音楽をゆったり楽しむ余裕を持つことも大切なのかもしれません。
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| 更新日:2008.08.31 | 取材・編集:UMI |