下北沢に宿るコーヒーの豆(たね)Sawaya-café(サワヤカフェ)空のたね
太陽の光と大地の恵みで育つコーヒー豆。その恩恵に感謝したいと名づけられたお店「Sawaya-café (サワヤカフェ)空のたね」。下北沢に根付いた豆はスクスクと育っています。

兄と二人三脚で始めたカフェ
下北沢の南口にある「Sawaya-café(サワヤカフェ)空のたね」。
居酒屋「茶話屋」の二階にある隠れ家風のお店です。
オープンは2007年10
月。
オーナーの坪谷由里子さんがカフェを経営したきっかけは、1杯のコーヒー。
知人の家で飲んだコーヒーの美味しさに感動し、コーヒーのセミナーに通うよ
うに。
そこへ偶然舞い込んできた話が、由里子さんの人生を変えることになったといいます。
「兄が経営している居酒屋が入っている建物の2階が空くことになったんです。
もったいないからカフェでもやらないか?って話をもちかけられて…」

チャンスとばかりに、開業。
建築関係の仕事もしている兄とデザインの仕事に携わっていた由里子さんたちの手で、
内装の設計から工事にいたるまで行いまし
た。
初期費用は基本的に材料費のみで100万円弱。
居住者のいた古民家の温もりを残し、木目を大事にしたやさしい空間に仕立てあげました。
手作りの料理、あたたかい味わい。
料理やデザートは由里子さんの手作り。
タイ風グリーンカレーやタコライスのほか、
とうふのチーズケーキやスコーンが好評だといいます。
創作料理を中心としたヘルシーでやさしい味わいが好評です。
夕飯を食べに来る常連客も多いそうです。
「やってみなければわからない」
勢いでカフェの世界に飛び込んだオーナーの由里子さん。
OLだったときに比べ、開店当初の収入は3分の1ほどになったそうです。
食材管理や経理など、カ
フェ運営は手探り状態から始めました。

一人で切り盛りする由里子さんを支えてくれるのは、階下で居酒屋「茶話屋」を営む兄・雄一さん。「Sawaya-
café (サワヤカフェ)空のたね」は兄妹、二人で作り上げた大切な空間でもあります。
出会いの空間、つなぐ場所に
店内にはものめずらしい小物や雑貨が並びます。坪谷さんの友人のアーティストやデザイナーさんの作品を展示・販売しているそうです。
「自分が作り出した空間が、人と人をつなぐ場、出会いの場になってもらえれば」と話す坪谷さん。

「植物も人も生き物は天の恵みを受けて生かされている」と日々実感しているそうです。
「来る人に懐かしいと感じてもらえる場所にしたいですね。」
と、ハンドドリップのコーヒーを注ぐ坪谷さん。
人と人をつなぐコーヒーの豆(たね)は、下北沢で大きく育ちそうです。
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| 更新日:2008.08.31 | 取材・編集:UMI |