つながりを大事にする地元密着型カフェCAFE BEATO(カフェベアート)
上野の入谷口通りに面した場所にある「CAFE BEATO」。生まれも育ちも上野、というオーナー宮森さんが始めた地元密着型のお店です。一杯のコーヒーに、地元とお客さんに対する「思い」が込められています。

上野で開いた、夢のカフェ。
上野駅入谷口から徒歩3分ほどの場所にある「CAFE BEATO」。
オーナーは、親子代々上野で商売を続けている宮森祐介さん。
「カフェをやるのが夢だった」という宮森さんは、2008年1月にお店を開きました。

1杯のコーヒーで、「至福」のときを
「転機は、父の他界でした」と話す宮森さん。
金属加工業を家族で営み、宮森さん自身も跡継ぎとして家業に専念していたそうです。
それでも、どうしても諦められなかったのが「カフェ開業」。
「学生時代にカフェでアルバイトをしていて、将来この仕事が出来たら、と・・・。それから、ずっと夢だったんです」
カフェの一番のこだわりはコーヒーの味と料理。
イタリアのランチリオ製のエスプレッソマシンで淹れるラテと、ホットサンドは常連客にも大好評。
「コーヒー1杯を味わう、わずかな時間でも至福を感じていただけるように」という思いを込め、毎日コーヒーを淹れているそうです。
店名の『BEATO』はイタリア語の『至福』に由来しています。
「モノヅクリが好きなんです」と話す宮森さん。
金属加工業も、カフェづくりも基本的には同じ。それでも、お店を軌道に乗せるまではかなり苦い思いをしたといいます。
「開業までにはかなり時間をかけて勉強しました。カフェめぐりもしましたし、チェーン店で働いて仕事を覚えたり・・・」。
内装をはじめテーブルやイスなどのインテリアは、宮森さんが自身のイメージを伝え、デザイナーさんと一緒になって作ったそうです。
「実際に開業してみると、想像以上に大変でした。試行錯誤の連続で、二ヶ月くらいで体重が6キロちかく落ちたりしました。
営業形態も状況に合わせて変えて、今はランチから夜までという形にしています」。
ここに見出しを入れる
お店に来るのは、上野周辺に勤めている会社員や地元のお客さんが多いといいます。
「メニューはスタッフと相談しながら考えていますが、試作を食べてもらって常連さんに意見を聞いたりしています。特にランチは日替わりですから、飽きられないようにいろいろチャレンジしています」と話す宮森さん。
地元とのつながりは、「cafe beato」に欠かせないもの。
オリジナルのコーヒーカップは、地元の知人経由で仕入れているそうです。
「お店を続けていると徐々に常連さんが増えていって、信頼関係が深まっていく。そこにやりがいを感じますね」。
と笑顔で話す宮森さん。
上野ならではの人情とつながりが感じられるお店です。
| 1 / 2 | 次のページへ |
| 更新日:2009.04.30 | 取材・編集:UMI |