珈琲とシチューが美味しい和みカフェゆうcafe
根津駅から徒歩1分という場所にある「ゆうcafe」。ダークな印象の店内には、ランプのやさしい灯り。珈琲とビーフシチューが評判の、和洋折衷カフェです。

「ゆう」に込められた思い
根津駅から程近い場所に、家紋のある喫茶店「ゆうcafe」があります。
築75年の古民家は、オーナー近内克行さんの自宅です。
「ゆう」は曾祖母の名前に由来しているそうです。
「この家を借りている、という意味で店名につけました。
そのほか、『ゆう』という響きには『you=あなた』というのもそうですし、漢字の『友』もありますから」
店内にはお客さんが置いていったフィギュアがたくさん並びます。
常連さんがメインだといいますが、週末には谷中・根津・千駄木、
通称「やねせん」を散策する方たちが訪れるそうです。
トラディショナルと革新のバランス
お店をオープンしたのは2002年12月。
人に貸していたスペースが空いたのと、サラリーマンだった近内さんが退職した時期が重なったのがきっかけだったそうです。
「もともと母親が喫茶店をやりたいという話をしていたんです。たまたまタイミングが合って・・・」
オープンにあたっては、古い時計やインテリアなど、できるだけトラディショナルな雰囲気を残すように心がけたそうです。
木の温もりをいかしたカウンターにイス。
「全部和風にしてしまうと重い感じになるかな、と。コーヒーを出しているので、あまりかしこまった雰囲気になりすぎないようにしています」
と話す近内さん。
少し暗い印象を受ける店内には、オレンジの蛍光灯。
リラックスしながら店内に流れるジャズの響きを楽しめます。
珈琲に合う味を求めて
メニューはシンプル。コーヒー、紅茶にジュース。そして食べ物はビーフシチューのみ。
「コーヒーによく合って、少しグレードが高い感じの料理を出したいと思ったんです。お店が広くはないし、コーヒーの味を損なうような香辛料のキツイものは出したくない。味がきちんとしていて、しっかりとお腹にたまる料理。ビーフシチューはどうか、という話になって・・・」。
国産牛を使い、野菜やパンは近所の商店で購入しているそうです。地元の食材を使うことで、「地産地消」を心がけているといいます。
「ビーフシチューの脂身はほぼ取って煮込んでいます。
ボリュームとしてはそんなに多すぎず、女性が満足できる量。
天然酵母のパンを使っていますし、かなりヘルシーだと思います。」
ひとりで夕飯を食べに訪れる女性客も多いといいます。
わかりやすいネーミングで
ハーブティのメニューには「ポカポカハーブ」「サラサラハーブ」などの表記。「効果がわかりやすいようなネーミングにしています」と話す近内さん。
「お客さまに喜んで帰ってもらえると嬉しいですね。
小さい女の子が笑顔でビーフシチューを完食してくれたり」と話します。自家製の梅酒で作る紅茶も隠れた人気。
古きよきもの、女性や子どもを大事にしながら、ゆっくり前に進んでいく姿勢が感じられるお店です。
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| 更新日:2008.08.31 | 取材・編集:UMI |